六本木アートナイト4――会田誠 天才でごめんなさい――
一通り楽しんだあとは最後に、森美術館で朝の6時まで開館している会田誠展を見てきました。
会田誠は展示期間中に何度かネット上で話題になったこともあり、大盛況でした。それに分かりやすく面白いですし、あれこれツッコミを入れながら笑ったりするのにちょうど良かったのだと思います。
会田誠がどうして、深夜の飲み会、もしくは深夜のファミレスで繰り広げられる、延々と終わりのない、美大生のバカ話をそのまま作品化しているのか疑問で仕方なかったのですが、キャプションのある言葉で、ああこういうことかと納得がいきました。
「美術が扱うのは本質ではなく、表面だ」
とそこで書かれており、会田誠は即物的に脳内に閃いたイメージ(しばしば馬鹿馬鹿しいと切り捨て忘れてしまうようなものを)を作品化するというのは、そういう信念から来ているのだと思いました。
しかしながら、馬鹿馬鹿しいことをすればするほど重要になってくるのは、技術力だなあとしみじみ思ってしまいました。その中身の空疎さに反比例するようにやたらと絵が上手いなあと思いました。
見終わったあとに展望台に行ったら展望台が野戦病院のようにあちこちで疲れて壁や窓や通路で寝ている人だらけでした。この光景だけでも壮観なのでぜひ見に行ってみると良いと思われます。
ちなみに夜明けを見ようと思いましたが、曇って時折雨がぱらつく天気だったので、薄ぼんやりと日が明けていきました笑
これでアートナイトの記事を終わります。
六本木アートナイト3――スナップ――
このように六本木の街全体が作品を表現、発表する場になります。
響のラウンジが六本木ヒルズ内にオープンし、響を300円で呑むことができます。響はとても軽い飲み口で美味しかったです。あとバーテンダーが全員イケメンだったのが印象的でした笑
街頭で配っていたパンフレットにクリーニング屋がクラブになり、美女が踊るというアートをやっていたそうですが、あまりの人だかりに中止になってしまったようです。気になっていただけに残念です。見た方は羨ましいですね。
それにしても、六本木の街はあまり散策したことがなかったのですが、けっこう楽しい街ですね。真ん中に高速道路が通っていて、道が入り組んでいて街の構造は把握できていなかったのですが、今度、昼間にでも散策してみたい場所です。
全体的に客層としては他のアート系のイベントでは見かけることのない若くて元気のあるいわゆるリア充的な人がたくさん見かけました。夜遊び的な感覚で来ているのでしょうか。
ナイト2000の写真では奥でクラブイベントがやっていたそうです。並んでいて入らなかったのですが、、、とても気になりました。といいますかどこも行列していて40分から60分待ちのところが多かったです。待つのはある程度覚悟しなければならないかもしれません。。。
六本木アートナイト2――デザインあ展――
実はあんまりよく分からないで入り、入ったあともよく分からないまま出ました笑 一緒に行った友人が是非見たいということで入ったのですが、どうやら教育テレビでやっている子ども向けテレビ番組らしいですね。
インタラクティブな触ったり身体を動かしたりする展示が多かったです。
ぼんやりとした感想した書けませんが、それでもけっこう楽しかったです。いっぱいはしゃぎました笑
六本木アートナイト1
六本木アートナイトに行ってきました。Facebookでも行っているという発言を見かけましたが、けっこう人気らしいですね。自分は名前だけ聞いて行ったので、一体どういうイベントなのかまったく分からずに行ったのですが・・・
どうやら、六本木の街をあげての芸術のイベントで、主に六本木ヒルズとミッドタウンを中心にありとあらゆるアートイベントが開催され、その日は森美術館は朝まで開館時間を延長し、21_21は24時まで、国立美術館も普段よりも開館時間を延長していました。ということで明け方まで美術館に入り浸れて、たくさんのアートに触れられるというのが、このイベントの内容でした。
次の記事でまた詳細に書きますが、明け方に見る会田誠は、なかなか趣がありました。
全体的にポジティブな意味で「アート」な作品がたくさん展示されていました。お祭り行事みたいなものですから、夜通し六本木でアートを通して騒ぐみたいな感じで良かったです。しかし趣深い光景は、深夜を回ってきて、だんだんと疲労が溜まっていった人々が六本木ヒルズの階段や壁際でぐったりと座ったり寝転がっている姿でした。ふだんは気取って背筋を伸ばし身なりもきちんとしていないと咎められそうな場所が、まるで公園のように思い思いに休んでいる様子は見ていておかしさとともに妙にに爽快な気分になりました。
ただ、全体のイベントを把握していなかったので、もっと事前に調べておけば深く六本木アートナイトを楽しめたのではないかなと思いました。
まずは、ミッドタウン側21_21前の道路のライトアップされた桜並木とゴミ袋型の体感アート。
この辺りで、もう中学生が私服で取材されていました笑 背が高くお洒落な服を着ていて、かなりのイケメンでしたw
天王寺
天王寺のしだれ桜が満開でした。たくさんの人が写真を撮っていました。
東側のワンダーランド
みなさんは鶯谷にはなかなか行かれることがないと思うのですが、わたしは頻繁に行きます。
というのも、日暮里が家から都内に出るときの乗り換え駅なので、散歩をするときは、日暮里まで出てしまってから鶯谷の方面に歩いて上野に抜けるのが、定番のコースになっているからです。
鶯谷というとラブホテル街が林立しているイメージがありギョッとされる方も多いことでしょう。それは確かにそうなのですが、ラブホテルは駅前に密集しており、通りを挟むと雰囲気が一変し下町の住宅街になります。また、線路の反対側は寛永寺があり国立博物館があり、奥に行きますと上野公園ですから、駅前以外はとても静かです。新宿、渋谷のようにピリピリした雰囲気もなく、駅前の立ち飲み屋では夕方からもくもくと焼き鳥の煙が流れていたり、公園では地域猫がひなたぼっこをしておじさんに撫でられていて、イメージとは裏腹にのほほんとしている地域なのです。
鶯谷の北口の駅前に元三島神社という神社があります。この神社はラブホテル街のど真ん中に位置し、地階は飲み屋(兼定食屋)という都会的な省スペースの神社になっています。ちなみにこのお店は芥川賞作家の西村賢太さんが鶯谷の三畳一間に住んでいたときによく通われていたそうです。にしかしながら、掃除が行き届いていて、落ち着いた雰囲気が漂っています。
元三島神社は下谷七福神の一つで寿老神が祀られているそうです。なんでも延命長寿らしいですよ。
そのものをそのものらしく
桜の写真は正直言って撮られ尽くしていて、どうとったらオリジナリティが出せるのか分かりません。タンブラーでもたくさんの綺麗な桜の写真が滝のように流れていきます。
ということで敢えて白黒写真で撮ってみました。白黒写真は自分のなかであまり挑戦したことのない分野なのですが、どうしたらいいのでしょうか?写真の演習で習ったあの呪いのような――そのものをそのものらしく――という言葉が頭から離れずに、果たしてこれで良かったのか、、、難しいですね。ふだん、白黒写真を撮っている方がいらしたらどうしているのか教えてもらいたいです。
わたしはふだんは現像の段階で彩度とコントラストをあげてバキバキにしてしまうのですが、ペンタックスを触ってからは、柔らかい写真も良いのではないだろうかと思うようになりました。ということで全体的に軟調で仕上げてみました。